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お知らせ

ORGATEC 2018(ケルン国際オフィス家具専門見本市2018)

場所/会場
 ケルン(ドイツ)/ケルンメッセ
 オルガテック(ORGATEC)は世界最大規模のオフィス及びファシリティ専門の展示会です。
 各国(主に欧州)から家具、設備、マネジメントなど多岐にわたるオフィスメーカーが展示を行います。
 開催は2年に1度。このタイミングで新作発表をするメーカーも多く、
 最新のトレンドの発信源として各国から来場者が集まります。


各社ブースデザインが非常に凝っていました。場所が欧州だからなのか?
見せる“美”を意識したブースデザインの印象です。



Wilkhahnが三次元シンクロメカニズムの[ON]を発表して以降、各社も追随する形で
3Dで体に追従するチェアを開発しています。
左がInterstuhlの新作THE PUREIS3  右がHAWORTHのfern。
個人的には両方座り心地は良く、HAWORTHは見た目もスッキリしていて好印象でした。



木製製品も各社出展しています。



(以下、個人の見解です)
6月のネオコンはリビングライク寄りの製品が多かったのに対し、オルガテックは鉄パイプを使用した線の細い
上品さを演出した製品が多い感がありました。
ネオコンで多かった大理石の天板も今回はあまり見なかったことから、ヨーロッパとアメリカとではトレンドや好みに
多少差があるのではと思われます。
ただ単に鉄パイプを使った線の細い家具だと冷たさや、脆さを感じてしまいそうですが、
カラーリングでうまくエレガントに仕上げていたのは欧州らしいと感じます。
素材も革を贅沢に使用し、高級志向をターゲットにしているメーカーが多くありました。
ミドル~ロープライスが売れている日本で高級志向の家具が求められているかどうかは疑問ですが、
ホテルライクもトレンドになってきていると聞くので、上品さを演出できればうまく流れに乗れるのではと感じます。